フェアリー

弱点保険特殊アタッカー&後続サポート型トゲッキス育成論

どうも、とがみんです。

先日、育成完了したポケモンでカジュアルバトルで対戦したところ、弱点保険トゲキッスにぼっこぼこにされたので、自分も育成することにしました。

この記事では、弱点保険特殊アタッカー&後続サポート型トゲキッスの育成論と、その立ち回り、またロトムやバンギラス等トゲキッスが苦手そうな相手に出くわした時の立ち回りについて考察していきます。

トゲキッス基本情報

トゲキッス種族値
HP85
攻撃50
防御95
特攻120
特防115
素早さ80
特性
てんのめぐみ技の追加効果の発生率が2倍になる。
はりきり『こうげき』が1.5倍になるが、物理攻撃の命中率が0.8倍になる。
タイプ相性
4倍—-
2倍
1/2倍
1/4倍—-
0倍

弱点保険特殊アタッカー&後続サポート型トゲキッス

今回紹介する型は、ダイマックス化による耐久力の向上を利用し、弱点の技を耐えた後、弱点保険を発動させ火力を上げ、場合によっては後続にバトンタッチする型です。

性格&特性&持ち物&技
性格おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
特性てんのめぐみ
持ち物弱点保険
エアスラッシュマジカルシャイン
大文字バトンタッチ
ステータス
努力値H252 C4 S252
実数値H192 A63 B115 C141 D135 S145

性格は、できるだけ抜ける相手を増やしたいため臆病とし、最速にしています。

弱点技をくらって耐えるよう耐久を上げたいため、HPに努力値を252振り、あまりの4を特攻に振っています。

立ち回りとしては、基本的にダイマックス化し耐久を上げ、相手の抜群の攻撃を受け弱点保険により火力アップします。

またダイジェットにより素早さを上げ、全抜きを狙います。

トゲキッスで対処しづらい相手の場合、バトンタッチにより後続に能力変化を託し、バトン先のポケモンで全抜きを狙います。

具体的な立ち回りを以下にまとめていきます。

具体的な立ち回り

対水(その他)ロトム

流行っているウォッシュロトムと対面の場合を考えます。
トゲキッス の行動としては、退いて後続に交代するかダイマックスをするかです。

ダイマックスをすれば、眼鏡ロトムの10万ボルトを2発を76.6%の確率で耐え、また、後ろのポケモンにロトムに強いポケモンを控えている場合は、いきなり眼鏡で10万ボルトを打ってくる可能性は低いと考えられるので、ダイマックス安定かと思います。

相手ロトムは居座るにせよ、ボルチェンで交代するにせよトゲキッスの攻撃が通らない相手に変えてくると予想できるので、基本的には「ダイジェット×2」と「ダイウォール」を打ち、

ダイマックスが終わった後、バトンタッチにより後続に能力変化を引き継ぐことで、そのポケモンで全抜きを狙います。

相手の読みミスで、トゲキッスの技が通る相手にボルチェンで交代された場合等はトゲキッスの攻撃ごり押しでも良いかもしれません。

ちなみに、ダイジェット+弱点保険発動後のダイフェアリーで、ダイマックスしてきたH4ロトムですら倒すことはできないので、ロトム相手に居座る際は注意しましょう。

対バンギラス

バンギラスについて、弱点保険を持った型が流行っているそうなので、弱点保険バンギラスを想定します。

対面の場合、トゲキッスがダイマックス化してマジカルシャインを打ったとしても、6割程度しか入らず、相手がダイマックス化してきた場合は3割程度しかダメージを与えられません。

相手がダイマックスしてこようがしてこまいが、相手の弱点保険が発動し砂ダメ込みでストーンエッジでトゲキッスは一撃で倒れます。

また、相手の弱点保険を発動させないように、ダイジェット又はダイバーンを打ち、相手のダイロック(元ストーンエッジ)を受け弱点保険を発動させた後、ダイフェアリーを打っても、ダイマックス化したバンギラスは倒せないので、基本的にバンギラスと対面したらダイマックせずに逃げます。

しかし、相手がすでにダイマックスを使っており、バンギラスがダイマックスできない場合は、ダイジェットorダイバーンからの相手の抜群の攻撃を耐え弱点保険を発動させ、その後のダイフェアリーで落ちるので、その場合は居座るのもありかと。

対面ではなく、相手の後ろにバンギラスがいると予測できて、交代出ししてくると考えられる場合は、ダイマックスしてまずダイジェット(砂ダメがきつい場合はダイバーン)を打ちます。

次のターンにもダイジェットを打ち、相手のダイロックを受け(ダメージは7割程度)弱点保険を発動させます。

そして、ダイマックス最後のターンにダイウォールを打ち、相手の攻撃を防ぎ、ダイマックス終了後、バトンタッチでバンギラスに強いアタッカーを繰り出します。

バンギラスがいる場合の立ち回りの一例としてはこんな感じですが、選出の時点で相手にバンギラスがいる場合は、トゲキッスは動きづらいため、選出するならバンギラスの対処法はしっかり考えておく必要がありそうです。

対ドリュウズ

対ドリュウズに関しては、耐久を上げていない型(H4A252補正無を想定)と上げている型(H252チョッキを想定A補正無)がよくいそうなので、その2パターンについて考えます。(トゲキッスより早く動くためには、素早さに補正を掛ける必要あり。)

ダイマックス化しているドリュウズに対して、耐久を上げてない型なら、相手のアイアンヘッドを受け、弱点保険発動後のダイバーンで一撃(乱数)ですが、

耐久を上げている型なら、弱点保険発動後のダイバーンでもダメージが5~6割程度で、トゲキッス では勝てません。

後者の場合、能力値上昇を後続に繋ぎたい場合と、トゲキッスが倒れても相手に大ダメージを与えておきたい場合の2通りの選択肢があります。

能力値上昇を後続に繋ぎたい場合は、ダイマックスと同時に、ダイウォールを打ちます。次のターンに相手のアイアンヘッドを受け弱点保険を発動し、ダイジェットを打ちます。

このダイジェットのダメージの入り具合から、相手が耐久を上げている型か上げていない型かを判断します。ダイジェットの追加効果で素早さがあがるため、次回からは相手より速く動けます。

耐久を上げていない型ならダイバーンで倒せるのでダイバーンを打ち、

耐久を上げている型の場合なら、ダイバーンでダメージを入れるだけいれて次の相手の攻撃でトゲキッスが倒れるか、ダイウォールを打ち、ダイマックス終了後バトンタッチで後続に繋ぎます。

被ダメ計算

攻撃側ポケモン被ダメ(ダイマックス技)トゲキッスダイマックス状態時
C252補正↑水ロトムボルトチェンジ47.9~57.2%(82.2~97.9%)23.9~28.6%(41.1~48.9%)
C252補正↑水ロトム10万ボルト62.5~75%(88.5~106.2%)31.2~37.5%(44.2~53.1%)
C252補正↑眼鏡水ロトムボルトチェンジ71.8~85.4%(82.2~97.9%)35.9~42.7%(41.1~48.9%)
C252補正↑眼鏡水ロトム10万ボルト91.6~109.3%(88.5~106.2%)45.8~54.6%(44.2~53.1%)
A252バンギラスストーンエッジ96.8~113.5%(122.9~146.8%)48.4~56.7%(61.4~73.4%)
A252補正↑ギルガルドアイアンヘッド87.5~103.1%(140.6~165.6%)43.7~51.5%(70.3~82.8%)
A252補正無ドリュウズアイアンヘッド78.1~91.6%(125~147.9%)39~45.8%(62.5~73.9%)
A252補正↑ドリュウズアイアンヘッド84.3~100%(135.4~160.4%)42.1~50%(67.7~80.2%)

与ダメ計算

エアスラッシュ(ダイジェット)

攻撃を受けるポケモン与ダメ(ダイマックス技)弱点保険発動後
H4水ロトム19~22.2(32.5~38%)37.3~44.4(64.2~76.1%)
H252チョッキ水ロトム10.1~12.1%(17.1~21%)19.7~23.5%(34.3~40.7%)
H252バンギラス(砂嵐)7.7~9.6%(14~16.4%)15.9~18.8%(27.5~32.8%)
H252無補正ギルガルド11.3~13.7%(19.7~23.3%)22.7~26.9%(38.3~45.5%)
H4ドリュウズ18.8~22.5%(32.2~38.7)37.6~44.6%(65~76.8%)
H252チョッキドリュウズ11~12.9%(18.8~22.1%)21.6~25.8%(37.3~44.2%)

※相手がダイマックスしている場合は、ダメージ割合は半分。
※( )はダイジェットによるダメージ

マジカルシャイン(ダイフェアリー)

攻撃を受けるポケモン与ダメ(ダイマックス技)弱点保険発動後
H252バンギラス(砂嵐)34.7~41.5%(56~66.6%)69.5~82.1%(111.1~131.4%)
H252バンギラス(砂嵐なし)52.1~61.8%(84~99.5%)102.4~121.7%(166.1~197.1%)
H4水ロトム40.4~48.4%(65~76.9%)81.6~96%(130.4~154.4%)
H252チョッキ水ロトム21.6~26.7%(35~42%)42.6~51.5%(69.4~82.1%)

※相手がダイマックスしている場合は、ダメージ割合は半分。

大文字(ダイバーン)

攻撃を受けるポケモン与ダメ(ダイマックス技)弱点保険発動後
HD252補正↑ナットレイ72.9~86.1%(90.6~108.2%)141.4~167.9%(179~212.1%)
H252補正無アーマーガア54.6~64.3%(69.2~81.9%)108.2~127.8%(137.5%~162.9%)
H252無補正ギルガルド44.3~52.6%(56.2~67)87.4~104.1%(111.3~131.7%)
H252バンギラス(砂嵐)7.7~9.1%(10.1~12%)15.4~18.3%(19.8~23.6%)
H4ドリュウズ74.1~88.1%(94.6~111.8%)147.3~174.1%(188.1~221.5%)
H252チョッキドリュウズ42.3~50.6%(54.3~64.5%)84.7~100.4%(107.8~127.1%)

※相手がダイマックスしている場合は、ダメージ割合は半分。

実際に使用した感想

育てたもののまだまだ実践であまり使えていないので、今後気づくことがあれば随時追加していきます。Switch動画キャプチャ環境が整えば、いづれ動画も上げていこうかと。

まとめ

弱点保険トゲキッスの育成論について、具体的な立ち回りについて考察してきました。

紹介してきた立ち回りについてはダメージ計算から想定できる仮説で、実際にそういう場面に出会った訳ではないので、抜けてる観点があるかもしれません。

今後、実際に使用する中で気づき次第修正や追記をして行く予定です。鵜呑みにせずあくまで参考程度に読んでもらえると嬉しいです。